診察科目

下記症状でお困りの方は
ご相談ください。

  • 下痢、軟便
  • くしゃみ、鼻水
  • よだれ(口を気にする)
  • 咳が出る
  • 異常歩行(跛行)
  • 頻尿
  • てんかん
  • ふらつき
  • 息苦しい
  • 食欲が落ちた
  • 水をたくさん飲む
  • 脱毛(体毛が薄い、尾の先端の脱毛)
  • 怒りっぽい(特に猫)
  • 異物を食べてしまった


内科

消化器・循環器・内分泌・泌尿器のほか幅広く対応しています。
エコーやレントゲン、内視鏡などを活用し最適な治療法を見つけていきます。また、当院ではホルモン測定器を導入しており、内分泌疾患(ホルモンの病気)に対し迅速に診断・治療が開始できます。

心臓病

ペットの寿命が長寿化していて、循環器疾患もそれに伴い増加傾向にあります。聴診、エコー、レントゲン、血液検査、心電図等の検査後、グレードに応じて内服などで治療を行います。

抗がん剤治療

抗がん剤治療

腫瘍の種類を把握するため細胞診検査等を行います。飼い主様にリスクと費用等も含めた相談後、治療方針を決定し必要に応じて化学療法へと移行します。
※細胞診検査等の精密検査を希望される方は外部に検査依頼をかけ、その後治療に移行します。

内分泌治療(甲状腺ホルモン・副腎皮質ホルモン)

当院では、甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモン(当院での検査可能項目T4 、COR、TSH、TBA)の検査が可能です。その他の項目をご希望の場合は外部に依頼します。内分泌疾患に関するご質問などございましたら、ご来院ください。

内視鏡・鼻腔内視鏡

長期の食欲不振、慢性の嘔吐や下痢などの症状が見られる場合に内視鏡検査を行います。
上部消化管や結腸・直腸の下部消化管の粘膜を観察し、必要に応じて組織を採取。
その後組織検査をして診断後、治療に移行します。

経鼻内視鏡

鼻から通す非常に細い内視鏡で、今まで観察することが難しかった鼻腔内や外耳道、咽頭を検査できます。
また、慢性鼻炎や息苦しさを感じていた動物に対し、鼻腔拡張処置などの治療を行うことができます。

 


外科

避妊手術、去勢手術を含めた軟部外科含む一般外科診療全般を行なっています。
結石の摘出や胃捻転整復など様々な治療を行います。当院では多くの症例を扱っていますので、ご紹介する症状以外にも、気になる症状があればお気軽にお問い合わせください。

膀胱結石

膀胱結石

症状によって適した治療を行います。軽度であれば結石を小さくすることをまず考え、内服と食べ物で治療します。内服での治療が難しい(重度の)場合は、膀胱切開・洗浄等の外科的処置を行います。

胃捻転整復

胃捻転整復

胃捻転は短時間で危険な状態に陥りやすく、早急な治療が必要です。軽度であれば早期に胃ガスを抜去。その後腹壁を縫合する処置を行います。重度の場合は直ちに整復を行います。

消化管内異物摘出(内視鏡等で取り切れない場合)

胃に異物がある場合、初期対応として催吐処置を行いますが、催吐処置をしても取り除けない場合は内視鏡に移行する場合があります。また腸に異物がある場合は異物の種類に合わせて外科的処置を行うことがあります。

避妊手術、去勢手術

病気や問題行動の予防の観点から、生後6ヶ月からの手術を推奨しています。ただし、手術適応時期は個体差があります。当院では手術前に一度、身体検査を行い、手術適応時期であるかを診断します。

外傷

外傷・裂傷

動物同士の噛み傷や裂傷などの治療は、軽度の場合は内服で様子を見ることがありますが、重度の場合は外科的処置・洗浄を行い、その後内服・消毒等で治療します。

腫瘍摘出

腫瘍摘出

腫瘍の種類を診断するため組織検査(組織を採取し、顕微鏡で調べる検査)を行います。治療方針を飼い主様と相談の後、必要に応じて外科的処置や内服による治療、化学療法を行います。腫瘍は早期発見・早期治療が非常に重要であり、高齢の動物には定期的な検診を推奨しています。

尿道造瘻(ぞうろう)他

尿道が細い雄猫は尿路閉塞を起こすことがあります。閉塞をしている場合は尿道カテーテルを挿入し、速やかに排尿させます。点滴等を行いながら入院、しばらく投薬等の治療を行いますが、尿道カテーテル抜去後スムーズに排尿できるようなら、自宅での治療になります。ただし何度も尿閉が再発するようなら外科的救済処置として行われている尿道造瘻(ぞうろう)を当院では推奨しています。

 
 


整形外科

骨折や脱臼、靭帯損傷、脊椎・椎間板疾患などの治療を行っています。
交通事故によるものだけでなく、近年では室内での落下による疾患が増えています。ふらつき、脚を引きずって歩くなどの症状がありましたら早めに受診することをお勧めします。

骨折

整復外部固定(ピンニング・プレート)を用いて折れた骨同士を固定する手術を行います。子犬や子猫等に使用できる極小サイズのプレートも当院で取り扱っています。

膝蓋骨脱臼

膝蓋骨脱臼

発症の原因は外傷の他、先天性のものや発育に伴うものがあります。症状やグレードに応じて手術を行い、手術の必要性はないが症状がある場合は内服による治療を行っております。

前十字靭帯断裂

前十字靭帯断裂

犬の前十字靭帯断裂は最も一般的な整形外科疾患の一つです。関節内法・外法を行います。当院では20㎏まで対応可能。それ以上の体重の動物に関しては他院をご紹介します。

椎間板ヘルニア

レントゲン・脊椎造影による検査を実施しています。診断の確定後、軽度の場合は内服(ステロイド)による治療や鍼治療を行います。重度の場合は、手術を行い必要に応じてステムキュア(再生医療)治療を推奨しています。

脊椎造影 他

当院では、胃・腸・尿路・血管・脊椎の造影を実施しています。レントゲンでは映らない各部の状態を把握し、より正確な診断を行うために造影剤を用います。