内視鏡診察について

消化管を内側から直接観察し、胃や腸の状態チェック、組織の採取などを行います。小さなものなら開腹せずに摘出できるので、体の負担を抑えることができます。
また、当院では鼻から通す鼻腔内視鏡を導入しています。激しいくしゃみが続く、鼻水、鼻血が出る、息苦しそうなど気になる症状があればご相談ください。

内視鏡検査でわかること

  • 胃や腸の状態チェック
  • 組織の採取
内視鏡について
鼻腔拡張術

鼻拡張処置

慢性鼻炎、息苦しい、鼻が詰まり空気を飲み込んでしまうなどの症状に対し、鼻腔内視鏡での検査を行います。検査後必要に応じてバルーンによる鼻腔拡張処置を行います。

PEG(胃チューブ)

長期食欲不振時の素早い栄養の給餌、投薬が難しい場合の強制投薬を行えます。飼い主様と共に愛犬・愛猫のストレス軽減につながります。また、胃捻転整復時の固定に使用することもあります。チューブは完治したら抜去することができます。

組織生検

組織検査

症状や血液検査、レントゲン、エコー検査を行うことで病気を絞り込みますが、慢性的な嘔吐、下痢、血便を繰り返すなどの症状等がある場合は、最終的に内視鏡で確認して組織を採取し、検査をする場合があります。 通常の組織生検では開腹が必要になることがありますが、内視鏡を使用することで、開腹なしに組織を採取することができ、愛犬・愛猫の負担を軽減することが出来ます。